広島の浄土真宗本願寺派 栢原山龍仙寺/納骨堂(永代に渡ってお守りいたします)

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仏事のこころえー入仏式ー

仏事のこころえ『入仏式』

 昔の人は、「仏壇のない家は犬小屋と同じだ」と言っていました。 それは、人間と他の動物との違いを『拝む心』があるかないかで決めていた、ということでしょう。人間にとって感謝と反省ほど大切なものはない、とよく言われることですが、その感謝と反省のでてくるもとが拝む心なのです。
 家庭には、必ずお仏壇を求めてアミダ様を御安置して、毎日、お念仏の生活を送りましょう。

◎(死人)が出ていないのに仏壇を買うと新仏(死人)が出る、というのは、仏さまと死人とを混同した宗教的無知の人が言うことです。

◎仏壇は仏具店から買い求めますが、礼拝の対象であるご本尊(アミダ如来)は御本山(本願寺)からお迎えします。お寺に相談して下さい。

◎仏壇を置く位置や方角などよく質問されることですが、こだわる必要はありません。ただ、いつも人が足で踏みつける階段の下とか、他の荷物と一緒に押入れの中とか、そまつになるような所には置かないようにしたいものです。仏さまを安置する所ですから、床の間の横など上座に置くのが適当でしょう。しかし、家によっては、タンスの上などに置かなければ置く場所がない、ということもあります。要はそまつにならないように取り扱うことです。

◎おかざリ(お荘厳)
 入仏式は、その家にとっては一番大切でめでたいことですので、紅白のおもちを供えたり、朱のローソクを用意してお祝いにふさわしいおかざりをしましよう。

◎次男等を分家させる時や、お仏壇のない家に娘を嫁に出す時など、先方とよく相談して、嫁入り道具と共にお仏壇を持って行かせたいものです。仏さまに見守られた信心の生活から、幸せな家庭が築かれてゆくのです。

浄土真宗本願寺派 栢原山 龍仙寺 TEL 082-281-4821

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