焼香
仏前に進み、一礼(合掌しない)した後、二・三歩前に出て香をつまみ焼香する(香は額にいただかない)。一回焼香して合掌し、お念仏を称えて礼拝する。礼拝し終わると二・三歩下って最初のように一礼して席に戻る。
家庭での法事の場合は、座ったままで焼香盆が回ってくることが多いので、その場合は、一礼して香をつまみ、一回焼香する。合掌してお念仏を称え、礼拝した後一礼して焼香盆を次へ回す。
◎葬式の時、遺族に礼をしたり、挨拶して焼香する方がありますが、焼香の時は遺族への一礼も挨拶もいりません。
◎読経中、導師の前へ出て焼香するような場合は、導師に一礼してから前へ出ましょう。その時、導師は返礼されません。(読経中ですので)
線香
線香は立てないで適当な長さに折って横にねかせて焚きます。本数にはきまりはありません。立てていると、灰が外にこぼれ落ちたり、倒れて火災の危険もありますので、必ずねかせて焚きましょう。